耳の病気
めまい
めまいは、中枢性と末梢性にわけられます。中枢性とは脳梗塞、脳腫瘍など脳が原因のものをいいます。
末梢性とは、耳の奥にある内耳(ないじ)などが原因のものをいいます。
めまいの9割以上は、末梢性です。めまいというと内科や脳神経外科の印象が強いと思いますが、耳鼻咽喉科でもめまいの診察、治療を行っています。
女子サッカーのS選手が患った「良性発作性頭位めまい症」という病気も末梢性のめまいなので、耳鼻咽喉科で診察、治療を行います。
めまいでお悩みの方は、ご相談ください。
耳鳴り
耳鳴りは、原因がよくわかっておらず、また周りの方に聞こえないので、悩みを共感してもらいにくい病気です。
治療方法としては、内服治療を行うほかに、「あまり気にしないように」と説明を受けることが多いと思います。
当院では、内服治療の他に、TRT療法(耳鳴り再訓練療法)を行っております。
ご相談ください。
難聴
難聴は、中耳炎や耳垢が原因でなる伝音難聴と、突発性難聴や老人性難聴でなる感音難聴にわけられます。伝音難聴があって、かつ感音難聴もある状態を混合難聴といいます。
当院では、それぞれの難聴にあった、治療法(鼓膜切開術、鼓膜チューブ挿入術、補聴器装用など)を提案します。
補聴器に関しては、補聴器専門業者に来ていただき、当院で購入、保守点検が行えます。また、補聴器適合検査を行うことができますので、めがね店や補聴器店で作成した補聴器が合っているかどうかの検査も行えます。
鼻の病気
くしゃみ、透明な鼻水、鼻つまり
これは、アレルギー性鼻炎や花粉症を疑います。血液検査や鼻水の中にアレルギーの物質が入っているかの検査を行います。
治療は、アレルギー症状を抑える飲み薬や、点鼻薬を使用することが基本です。その他に減感作療法と言って、アレルギー反応の原因になっている抗原を注射する方法や炭酸ガスレーザーで鼻の粘膜を焼灼する方法もあります。
当院でもレーザー治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
膿のような鼻水、鼻つまり、鼻水が臭う。ほっぺたが痛い
急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎などを疑います。鼻を掃除して、ネブライザー吸入を行いながら、内服治療をします。
匂いがわからない(嗅覚障害)
鼻の中にポリープのようなできものがないか検査したり、注射をして、匂いがわかるかどうかの検査を行います。その結果をみて、治療方針を相談します。
のどの病気
いびきが大きい、寝ている時に呼吸が止まっている
睡眠時無呼吸症候群を疑います。
睡眠時無呼吸症候群が疑われる方には、自宅でできる、簡易型の検査器械を貸出しします。
その結果から、C-PAPという睡眠時無呼吸を改善させる器械を保険診療の範囲内でレンタル使用できるか検討します。レンタル使用できる場合は、器械を貸出しします。ただし、月に一度の通院が必要です。
予防接種を
やりたい
- 子宮頸がん
- 季節性インフルエンザ
- 日本脳炎、ヒブ(インフルエンザ菌b型)
- 二種混合(DT)、三種混合(DPT)、小児用肺炎球菌、成人用肺炎球菌
- MR、不活化ポリオ
- 水疱、おたふく等
当院では、現在のところ接種する時間の枠を設けておりません。診療時間内でしたら、BCG以外はいつでもできる体制にしております。隔離室も備えております。まずは、ご相談ください。
当院の感染症対策について
- 発熱のある患者さんは隔離された部屋で診察をお待ちいただきます。
診察後もその部屋でお待ちいただき、会計もその部屋で行います。
会計終了後、通常と異なる出口からお帰りいただくこともあります。
- 発熱のある患者さんの診察を行ったあとは、診察時に座った椅子、待機中に使用したベッドなどを毎回消毒してから次の患者さんをお招きしております。
- 診察室、待合室、隔離された部屋などに空気清浄器を設置しております。
診察室の空気清浄器は、次亜塩素酸水を発生させております。大きくて転倒のリスクがあるので、待合室には置いておりません。
- 壁紙は珪藻土を使用しております。
- 診察する医師は、発熱のある患者さんを診察したあとは必ず手指のアルコール消毒を行っております。
- 診察時に使用している鼻スプレー、のどスプレーは診察ごとにアルコール消毒を行っております。