子宮頸がんワクチンキャッチアップ接種
2024.06.17
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)だと言われています。そのワクチンを接種しておくことで、将来子宮頸がんにかかる確率を減らせるそうです。産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023では、HPVワクチン接種の対象として、「最も推奨される10~14歳の女性」「次に推奨される15~26歳の女性」がいずれも「推奨レベルA」とされています。このことを踏まえ、現在国は小学校6年生から高校1年生まで無料で打てますが、1997年4月2日~2008年4月1日生まれ(17~27歳)の女性を対象に無料で接種できる期間をキャッチアップ期間として設けています。このキャッチアップ期間が来年3月までとなっています。できれば6カ月以上空けて2回打った方が良いです。上のグラフからは、2000年から2005年生まれの方のワクチン接種がとても少ないことが読み取れます。まだ打っていない方は9月までには打った方が良いと思います。当院でも接種を行っておりますので、ご希望の方は電話かHPから予約してください。